コミュニケーション能力向上 上級編  言葉の信用度

言葉の信用度は1割以下  本音は全身に表れる

全身とは何処を指すのか?

信頼できる順で次の7つにまとめてみました

①自律神経信号→汗をかく、顔色が変わるなど

 生理的な反応で、自分ではコントロールできません

②下肢信号→脚の動き

 意識せず動く  脚を組み替えたり、貧乏ゆすりなど

③体幹(胴体)信号→姿勢

 緊張すると背筋が伸び、リラックスすると背が丸まるなど

ここまでの①~③は無意識の現象と行動です

無意識なので信頼できる手がかりといえます

 

④見分けられない手振り→微妙な手の動き

⑤見分けられる手振り→意図的な手の動き

⑥表情

⑦言葉

④~⑦は意図的に作れる行動なので鵜呑みにできない

 

①~⑦まで同じ意味のサインが出ていればその言葉は信用できますが、

⑦が「イエス」でも、体が横を向いていたり貧乏ゆすりしたりしていれば

本音は「ノー」と思った方がよいと考えられます

 

意図的に作れるものはコントロールできるので鵜呑みにしてはいけません

全身をしっかり観察した上で分析、判断する冷静さと洞察力が重要なカギとなります